【NTTフレッツ光⇒OCN光に転用】騙された!?料金の違いとデメリット

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もしかして、騙されたんでしょうか!? NTTフレッツ光からOCN光に転用しました。料金や速度、デメリットについてまとめました。

OCN光に騙された!?

ある日、自宅に電話がかかってきました。
「NTTフレッツ光ですが、この度サービスが変更になりましたので、ご連絡致しました。」

「今まではプロバイダーを契約しないとネットが使えなかったのですが、
インターネット契約だけでネットが使えるようになりました。
そのため、毎月の料金が1000円ほどお安くなります。」

こう言われたら、よくわからないと
「へえ~、そうなんだ。」と思いますよね。

ちなみにプロバイダーとは、フレッツ光をインターネットに接続するためのサービスを提供する事業者のことです。
フレッツ光のご契約とは別に、プロバイダーのご契約・料金が必要です。

単純に「安くなるなら、まあいいか。」と手続きをしました。

・・・と、私と同じように思ったあなた。

ちょっと待ってください!!

その電話、本当に大丈夫ですか?

OCN光とは

OCN光とはNTT東日本・NTT西日本の「フレッツ光」サービスをNTTコミュニケーションズ株式会社が、速度・品質を変えずに、低価格で提供が可能となった光インターネット回線「OCN光」を中心に展開するサービスのことです。

OCNはプロバイダーと光回線を一括で提供するのが特徴です。フレッツ光の光回線がNTT提供だったのに対し、OCN光は全てOCNで提供していて「光コラボレーションモデル」と呼ばれています。

OCNの月額利用料金

OCNの月額利用料金は以下のようになっています。
2年自動更新型割引を申し込むと毎月1,100円割引になります。(料金は税抜き価格)

割引適用 通常料金
ファミリータイプ
(戸建て)
5,100円 6,200円
マンションタイプ
(集合住宅)
3,600円 4,700円

※2年自動更新は契約期間が24ヶ月のため、契約更新月(25、26ヶ月目)以外で解約すると11,000円の解約金が掛かります。

初期費用、契約事務手数料は以下のようになっています。

新規申し込み 転用申し込み
事務手数料 3,000円 3,000円
工事費用 戸建て 18,000円 0円
集合住宅 15,000円 0円

我が家の料金比較

我が家ではNTT東日本からOCN光に転用しました。ちなみに我が家はマンションタイプ(集合住宅)でプロバイダーはASAHIネットを使用していました。

【NTT東日本利用料】(マンションタイプ)

フレッツ光利用料
(マンションタイプ)
2,850円
2年割 割引料 -100円
ひかり電話(基本料) 500円
ひかり電話対応器使用料 450円
ユニバーサルサービス料 2円
ASAHIネット 700円
合計 4,502円

プロバイダーはASAHIネットを利用していたので月に700円(税抜き)掛かっていました。OCNはアドレスが1個ついてくるのでこれを機にASAHIネットは解約しました。

もちろん、仕事などで使っているアドレスを変更したくない方もいますよね。この場合は現在使っているプロバイダーを有料で残すことも可能です。(料金はプロバイダーにより違います。大体150円から300円くらいです。ASAHIネットであれば月額300円です)

【結果】
月額4,502円(税抜き)⇒3,600円(税抜き)=902円安くなりました。
年間で税込み4,862円-974円×12ヶ月=11,688円安くなります。

最初の年に3,000円の事務手数料が掛かってしまいますが、それでも年間で考えると安くなりました。
工事もなくフレッツ光側の違約金も掛からないので面倒なことはありませんでした。

とはいえ、事務手数料がもったいないのでキャッシュバックがあるところから申し込めば良かったと後悔しています。

OCN光に転用する場合のデメリット

・OCNに転用するとフレッツ光(NTT東日本/西日本)に戻す場合は新規申し込みが必要

OCNに申し込んだけど、やっぱり解約したいって場合がありますよね。実は私自身、転用の申し込みをしてからネガティブな記事を見かけ解約しよう思いました。契約してから8日を経過するまでは「利用契約申請書」を提出すれば本契約の解除が行うことができるのです。しかしながら「利用契約申請書」を良く読んでみると以下のようなことが書かれていました。

ONC転用のお客様は初期契約解除制度を申請頂きますとOCN光回線(転用されたフレッツ光)は廃止となります。フレッツ光(NTT東日本/西日本)のご利用を希望する場合、フレッツ光(NTT東日本/西日本)の新規契約が必要です。

要するにOCN光を解約するとフレッツ光を解約したのと同じことなのでフレッツ光(NTT東日本/西日本)に戻そうと思ったら新規申し込みしなくてはならないということなのです。

ということは書類を出したところで元の状態には戻せないってことなんですね。
これを読んで完全に諦めました。
もうどうにでもなれ!って感じでした(笑)

・「フレッツ光メンバーズクラブ」のポイントが使えなくなる

OCNに転用すると「フレッツ光メンバーズクラブ」に加入している場合ポイントが使えなくなってしまいます。
なので私は急いで残りのポイントを使用料金に当てる手続きをしました。
(これが一番無駄なく使えるポイントの消化方法です)

結局、OCN光に転用してどうだっかのか?

我が家の場合は、モデムの変更や工事も一切なく、パソコンの設定も変えることもなく利用開始日もいつ変更になったのかわからないくらい、何もしませんでした。私が唯一やった手続きは支払い先の変更ぐらいです。

気になっていた速度ですが、体感的に遅いとも早いとも感じません。安くなったので何かしらのデメリットがあるのでは思いましたが、今までのところ何もありません。

しかも、10年以上前に作ったASAHIネットのアドレスですが、当時はフリーアドレスとか知らなくて全てこのアドレス1本で何でも登録していました。

今となってはスパムメールが増え、アドレスを新しくする良い機会となりました。今後は大量のスパムメールが来なくなると思うとストレスが減ります。

ASAHIネットをもっと早く解約すべきでしたが面倒で放置してました。しかも、今思えばASAHIネットの料金が結構高かったかも・・・

安いのは最初の2年間だけ?

最初の2年間だけ安くて2年後には元通りの料金に戻ってしまうと考えている方もいるようですね。これはスマホの料金設定の影響かもしれません。

OCNの2年割引は「2年自動更新型割引」と言ってこのまま解約しないのであれば、2年後ごとに自動で更新され割引料金が適用され続けます。いわば「囲い込み」な訳ですが、何も問題がなければ使い続けるのが一番お得な使い方なんです。

まとめ

・OCNは光回線をNTTから卸してもらい自社サービスとして提供している会社です。
・OCNに転用するとフレッツ光(NTT東日本/西日本)に戻す場合は新規申し込みが必要
・OCNに変更しても速度は変わらない

初めはOCNの勧誘の電話を疎ましく思っていましたが、結果的に安くなったので良かったです。それでも他社から電話勧誘はありますが「OCNに変えました」というと「失礼しました」と切ってくれるので助かっています。あっ、変えてなくても変えましたって言えば良かったのか(笑)

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