沖縄には、そこでしか買えない名産やお土産に持って帰りたい品物が沢山ありますよね!
しかし、機内に持ち込み禁止の品物があるとか…!
知らずに購入して持ち込むと、没収されかねません。
そこで今回は、沖縄から飛行機内に持ち込み禁止の品物についてお話します。
沖縄から持ち出せない品物はなに?
- 紅イモ
- ウンチェー(ヨウサイ)
- ノアサガオ
- グンバイヒルガオ
- カレーリーフ(オオバゲッキツ)
- みかんの苗木
- ゲッキツの苗木
- アフリカマイマイ
- イモゾウムシ
- アリモドキゾウムシ
- ミカンキジラミ
他にも多数ありますが、持ち出しがちなものを上記に挙げました。
これからは全て「害虫」を防ぐために持ち出し禁止とされていて、加工食品や種は持ち出しOKです。
空港にも、持ち出し禁止の品物一覧が書かれているポスターが張り出されているので、フライトの前に確認してみてください。
沖縄から持ち出し禁止とは本当?沖縄のサンゴ事情!
沖縄旅行の思い出に海辺に落ちているサンゴを持ち帰ろう!と思う方も多いと思います。
しかしこの行為は、禁止されているので気をつけてください!
これは、日本の法律で定められています。
サンゴは、海全体に大きな影響を与える生き物です。
そして、海の生き物の暮らしの場所でもあります。
光合成をして酸素をだして、海の酸素濃度を保つ為に大切な役割をしています。
ですので、海の生き物たちの生活を守る為にも、海中のサンゴは持ち帰らないでください。
実は砂浜に落ちているサンゴも、「国有財産」として認められています。
例えば、色々な人が砂や貝殻などを拾うことを許可すると、どんどんサンゴは減っていき、地形すら変わってしまうかもしれません。
そうならない為にも、「砂浜にあるものでも採取してはいけない」と、きちんと法律で定められています。
ただ、1~2個拾ったからと言って厳重な処罰が待っているわけではありません。
とはいえ、この先の環境のことを考えるなら、拾いたい気持ちをぐっとこらえて、未来のためにそっとしておきましょう。
沖縄から持ち出し禁止って本当?シークワーサー事情!
沖縄と言ったらシークワーサー!と言っても過言ではないほど、シークワーサーは沖縄の代表的な食べ物ですが、シークワーサーの“苗木”は持ち出し禁止なので気を付けてください。
本格的な苗木を持ち帰って育てたい気持ちは分かりますが、これも害虫が生息している可能性から、沖縄県外には持ち出し禁止です。
ひとつひとつの実は持ち出しOKです。
また、お土産などには、加工されて使われているお菓子やジャムなどを購入することをおすすめします。
沖縄からパイナップルは持ち帰りすることが出来るようになったって本当?
マンゴーやパパイヤ、パイナップルなどのフルーツは、以前は持ち出し禁止でしたが、現在では持ち出しすることが出来るようになりました!
病害虫のミバエが絶滅したと言われている為、持ち出し禁止が解除されたのです。
ゴーヤー・ヘチマもOKです!
また、ハイビスカスの苗木もOKです!
沖縄で売ってるパイナップル4種。美味しいのはどれ?
まとめ
珍しければ珍しいほど、お土産や思い出として持って帰りたくなりますよね。
しかし、そこにはそこのルールがあるので、しっかりと守って、気持ちよく楽しい思い出を作ってください。
沖縄土産といったら「紅イモタルト」と思っていたので、紅イモ自体が持ち出し禁止の事実には驚きましたが、持ち出し禁止の理由は、私たちを害虫から守るためでもあるので、「自分だけは大丈夫!」と思わずに、しっかりと守りましょう。
加工食品や消毒済みのものは持ち出しOKなので、持ち出し禁止のものは、是非、現地でしっかりと味わって食べて来てください!