与那国特産のクバ餅は食べ方にコツがあります。クバ餅を上手に食べる方法をご紹介します。
与那国島「クバ餅」とは
クバ餅は与那国島の伝統的な特産品の1つで、クバ(ビロウ)の葉に餅を包んで蒸したものです。数百年前から与那国島で作られていて、祭事や祝いの席で食べるものでした。
豊年祭りでは白い餅を使いクバの紐を解いた状態で供えます。現在は与那国島の特産にするために改良し、紅芋や黒糖、長命草を練り込み特製のクバ餅になりました。
与那国島「クバ餅」の上手な食べ方
ちょっとレンジでチンするのがベター。上の方を縛ってある紐(葉っぱの一部)を外して開くと下の写真のとおり。
縦に三つ折り、上下に二つ折りで包んであって、上の写真だと左側の、この縦三つ折りの中にお餅があります。
これを上の写真のように開いて食べるのは、通ではありません。
正しくは、葉っぱを割いて剥がして、お餅がくっついている葉っぱだけにします。
そうしたら、お餅を外側にして、葉っぱを結びます。
そうすると不思議!端っこからお餅が自然と剥がれてきます。
これを端から食べつつ、結び目をきつくしていくとまた剥がれてきて、それを食べて…の繰り返し。
ご馳走さまでした。
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あとがき
味は黒糖、紅芋などがあります。私は両方食べたけど、黒糖がオススメ。お餅の固さは、お正月のびろーんと伸びるお餅って感じではなくて、歯応えのあるウイロウぐらいの食感で大変美味。与那国空港ターミナル内で販売しています。
ラベルには黒糖、紅芋両方書いてありますが、実は片方しか入っていません。袋の口を止めているタグの色で分けているようですが、どこにも書いてないので、お目当の味がある場合には必ず定員さんに聞いて買いましょう。