仕事中や授業中、寝てはいけないときに限って眠気がおそってくることがあります。そんな時に試してほしい眠気覚ましの方法です。
簡単にできる眠気を覚ます方法
1.顔を洗う
顔を洗うと刺激が加わり脳と心臓に血液が集まり動きが活発になって冴えてくるのだそうです。一時的ですが眠気がおさまります。
2.食事の量を少なくしておく
食べると眠くなる場合が多いので、あえて食事の量を少なくすることで眠気がくるのを抑えます。
3.辛いものを食べる
カレーや韓国料理などの辛い食べ物は、血行をよくし目を覚ます効果があります。
4.チョコレートを食べる
チョコレートに含まれるテオブロミンという成分が脳の覚せい作用をおこし、眠気を飛ばしてくれます。
5.ガムを噛む
噛む行為はセロトニンを分泌させるほか、顎を動かすので、眠さを飛ばす効果があります。
6.誰かと話をする
休憩時間に可能な限り誰かと話をする。意外に効果があります。
7.ストレッチをする
血液の循環が悪くなると眠気が起こります。軽くストレッチをして血流をよくします。かたくなった体をほぐすつもりで行います。
8.冷たい水を飲む
体が温まってくると眠くなってしまいます。冷たい水の飲んで頭をシャキッとさせます。
9.短時間眠る
可能であれば短時間(15分程度)眠るのが体の疲れを回復させ頭もすっきりしてきます。座って目をつぶっているだけでも効果があります。
10.姿勢を正す
背骨と心は密接な関係にあり、集中力が途絶えると眠くなります。そして腹圧が抜けて眠くなり背骨が丸くなってきます。なので背骨をまっすぐに伸ばすと脳がやる気になったと勘違いします。
11.息を止める
瞑想などで眠くなったときに取り入れる方法ですが、注意力が散漫になったときは30秒くらい息をとめると集中力が高まります。
カフェインで眠気を覚ます
12.カフェインで眠気を覚ます
覚醒作用の高いカフェインですが、飲んでも眠いということはありませんか。
コーヒーなどの飲み物を飲んでも直ぐにすっきりするわけではありません。カフェインが体に作用して眠くなりにくくなるのは30分から1時間後です。
では必要な量はどのくらいでしょうか。
だいたい250mから300m程度になります。
会議で眠くて仕方ないというのなら、その時間に合わせてコーヒーを2~3杯飲むと効果があります。ただしカフェインというのは毎日摂ることで体に対する耐性ができてしまいます。
試験勉強中にコーヒーを飲んでも眠くなってしまった経験はありませんか。コーヒーを飲んでも眠くなる人はいざという時のために普段はカフェインを摂らないようにすることが望ましいのです。コーヒーがもともと好きで毎日なんとなく飲んでしまっている場合は普段はカフェインの入っていない飲み物を飲むようにします。
カフェインを最も含んでいる飲み物は玉露で、「玉露>コーヒー>栄養ドリンク>コーラ」の順にカフェインが含まれています。いざというときのために覚えておくとよいでしょう。
眠気を覚ますツボ
13.ツボを押す
眠い時にはツボ押しも効果的です。ツボ押しは、1回に押す時間は3秒程度がいいでしょう。3秒押したら3秒休み、また3秒押すというリズムで行います。
・清明(せいめい)
【ツボの位置】目頭の少しくぼんだ部分にあります。
【押し方】鼻筋をはさむように、片手の親指と人差し指を左右の晴明にあてます。鼻筋に向かって垂直に力を入れます。眼球の方に押さず、鼻筋に向かって押します。
・合谷(ごうこく)
【ツボの位置】手の親指と人差し指の骨が合わさった場所から、少し人差し指寄りにあります。
【押し方】ツボと反対の手の親指の腹を合谷にあて、人差し指の骨の下側に親指をもぐりこませるように押します。
・中衝(ちゅうしょう)
【ツボの位置】手の中指の爪の付け根から約2~3mm人差し指側にずれた部分にあります。
【押し方】反対の親指・人差し指で中衝と爪をはさむようにして、小さな円を描くようにグルグルまわします。
まとめ
眠ってはいけないと思うと眠くなる人も多いようです。眠くならないためには日頃から十分に睡眠をとるのが一番ですが、それでも眠くなってしまったときは、カフェインを摂る、ストレッチ、ツボ押しなどが有効なようです。どうしても眠くなってしまったときは試してみてください。