お彼岸に結婚式を挙げるのは大丈夫?それとも避けるべき?

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暑くもなく寒くもなく、スポーツの秋、食欲の秋と言われ過ごしやすくなってくるこの季節。この良い季節のお彼岸に結婚式を挙げることについて考えてみましょう。

お彼岸とはなんでしょうか。

「彼岸」はサンスクリット語の「波羅密多」から来たものといわれ、煩悩と迷いの世界である【此岸(しがん)】にある者が、「六波羅蜜」(ろくはらみつ)の修行をする事で「悟りの世界」すなわち【「彼岸」(ひがん)】の境地へ到達することが出来るというものです。

太陽が真東から上がって、真西に沈み昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間を「彼岸」と呼び、この期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことが出来ると考えられていました。

お彼岸の結婚式ってどうなの?

「お彼岸」は、上記の理由から仏事のように思えますね。そのことから考えてお彼岸に結婚式を挙げることに対して縁起が悪いのではと心配になる人もいるでしょう。

お彼岸の時期は縁起が悪いのではなく、この時期にお墓参りを予定している人が多いので避けたほうが無難だと考えられます。特に高齢の方やしきたりを大事にする方にとって、この時期のお墓参りは外せない行事でもあるのです。

極端な例ですが若い方がゴールデンウィークやクリスマスの時期の結婚式の招待状を受け取ると少し困惑してしまうのと似ていると思います。

忙しい現代人にとってはお彼岸の時期は連休があったりするので披露宴をするには良い季節なので、どうしてもこの時期に式を挙げたい場合もあるでしょう。

決して悪い意味はないのでやむを得ない場合は、お彼岸時期の結婚式が非常識というわけではありません。

ただ、参列者のことを考えるとお盆の時期などの帰省する人がいる季節も避けた方が良いでしょう。

まとめ

お彼岸の季節に結婚式を挙げるのは縁起が悪いという理由ではなく、参列者のことを考えると避けた方が無難です。

同様にお盆の時期なども避けた方が良いでしょう。

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