医療事務ってどんな仕事?試験はどんな風に行われるの?

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資格のなかでも人気の高い医療事務。いったいどんな仕事なのでしょうか。試験はどのように行われるのでしょうか。

医療事務ってどんな仕事?

医療事務の主な仕事は、受付、会計、点数計算、レセプトです。

点数計算とは病院で診察してもらったり検査したり投薬を受けたりなどの診療行為はすべて点数に置き換えることです。1点は10円で計算されます。この点数は、「診療報酬点数表」と「薬価基準表」に定められていて、全国どの医療機関も統一されています。

レセプトは医療事務のなかでも最も重要な業務です。一般企業でいう経理のような仕事です。患者さんが医療費の一部を支払いますが、その残りの医療費は病院側が保険者へ請求します。その請求するための資料がレセプト(診療報酬明細書)になります。

しかし、クリニックや診療所では医療事務のスタッフとして働いていてもカルテ出し、パソコン入力、介添え、看護補助、電話対応、洗い物、掃除など様々な業務をこなさなくてはならないところもあります。

また、人と接することが多いので対人スキルも求められます。

どんな資格が必要なの?

医療事務は資格がなくても働くことはできます。資格よりも専門性の高い仕事なので実務経験者の方が病院としては助かるからです。忙しい病院にとっては一から仕事を教えなくてはならない人よりも、すぐに実務が出来る人の方が当然いいからです。

しかし、転職する場合などは資格がある方が有利なこともあります。場合によっては給料も高いこともあります。

一度経験しておくとブランクがあっても復帰しやすい仕事です。資格はとっておいたほうがいいでしょう。

試験はどんな風に受けるの?

医療保険制度、患者様応対、医療費計算、請求事務の知識など医療事務全般の基本的知識と技術が審査されます。試験は毎月行われており、試験科目は学科と実技です。時間は2時間で受験料は7,000円です。

医療事務検定試験では、授業で使うすべての教材を持ち込むことができます。授業で学んだことが正確に理解できているかを判定するための試験なので、普段どれだけ勉強したかが問われます。

医療事務の主な仕事となるのは「レセプト作成」をすることです。資料から正確に素早く必要な情報を見つけていくことができることが重要になってきます。それで、テキストを見ながらきちんと書類を作ることができれば、合格できるようになっているのです。

これなら、暗記が苦手な人にも受けやすいですね。

また、ユーキャンの医療事務講座を受講すれば、受講期間内に実施される試験を、すべて家で受けることが可能だそうです。小さいお子さんのいらっしゃる方でも安心ですね。

医療事務の給料は?

医療事務の平均年収は、240万円~280万円だそうです。(残業代含まれません)

初任給で10万円代後半~20万円以下というところが多いようです。金額に開きがあるのは、勤務先が開業医か総合病院かで変わってくるためです。総合病院の方が給料が多いそうですが、レセプトの作成が集中する時期は残業が多いので金額が多くなるようです。

まとめ

病院というのは日本全国どこでもあるので、医療事務の経験があれば、どこでも働けるのがこの仕事のよいところではないでしょうか。出産などでブランクがあっても復帰しやすいという点でも女性にとっては魅力的な職業かもしれませんね。

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