洗濯機の掃除を酸素系漂白剤を使って洗浄する方法

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洗濯層の掃除を最後にやったのはいつかなと思うことはありませんか。いや、そもそも一度もやっていないという方は気づいた今すぐにやってみましょう。酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を使って安く簡単に掃除することができます。

洗濯層を自分で洗う

我が家の洗濯機は7年前に購入しました。7年も前に買ったにも関わらず、一度も洗濯層を掃除したことがありませんでした。

洗濯機を分解して掃除する「洗濯機クリーニング」は業者に頼むと15,000円前後掛かります。

そこで、酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を使って自分で洗濯槽を洗ってみることにしました。

洗濯槽を洗うために必要なもの

  • 酸素系漂白剤(水10リットルにつき約100g)
  • 水槽用のネット(浴槽用の垢取りネットは浅いので向きません)

酸素系漂白剤はスギ薬局で買いました。(500g入りで税込み306円)ネットは100円均一で買いました。

ネットがなければ針金ハンガーを広げて台所用水切りネットをかぶせればできます。(「家事えもん」がやっていました。こちらの方がこのまま捨てられるので後片付けがラクかもしれません)

洗濯槽の掃除の仕方

洗濯層は見た目に汚れているようには見えません。

しかし、糸くず取りネットを外してみると内部は汚れています。

粉末洗剤・柔軟剤投入ケースも黒カビがはえています。

では、ここから洗濯層の掃除を始めます。まず、洗濯層にお湯を入れます。(40度~45度位がよい)
お風呂の残り湯、またはシャワーで洗濯層の一番上までお湯を入れます。(お湯が温かい方が洗浄力が上がるのでヤカンにお湯を沸かして足しました。)
お湯が入ったら、酸素系漂白剤を入れて3~5分位洗濯機を回します。(糸くず取りネットなどの外せるパーツは外してやった方が汚れがよく落ちます)

4分回しました

洗濯層に細かい汚れが浮いています。このまま翌日まで置いておきます。

外したパーツを一緒につけておきます。

翌日、洗濯機のフタを開けると汚れが下に全部沈んでいました。

外したパーツは付けおきだけでは汚れが取れていませんでした。あとからスポンジでこすり洗いするとキレイに落ちました。
(酸素系漂白剤は大きな汚れは取れますが、見えないところまで殺菌するには塩素系漂白剤を使った方がいいようです。一度ではすっきりしないので、次に洗浄するときは塩素系を使えば完璧です)

洗濯機を再び回します。汚れが浮いてくるのでネットですくい取ります。

かなりの汚れが取れました。

すくい出した汚れです。(カルキの固まりと思われます)

汚れをすくい出したら「桶洗浄」で洗濯層を洗います。「桶洗浄コース」がなければ水を満水にして、通常の洗濯・すすぎ・脱水コースで回します。(糸くず取りネットを元通りセットしておきます)

脱水が終わったら、洗濯層に残っている汚れを雑巾などを使って取り出します。

汚れていた部分がキレイに落ちました

ものすごくワクワクして洗濯層の掃除をやってみました。なんか凄いことになりそう・・・と思ったのですが、我が家では洗濯洗剤は使わずに「重曹電解洗浄液」を使用しているせいか、水がにごるほどドロドロにはなりませんでした。

でも、洗濯物に白いポロポロしたものがついている原因がわかってよかったです。

ちなみに友人宅で洗濯層の洗浄をした写真をみせてもらいました。

ダシを取ってる鍋みたいです(笑)

洗濯機は15年前に購入したそうで、洗濯には洗濯用洗剤を使っているとのこと。やはり洗剤を使うとこのようにドロッドロの汚れが出るようです。(中央に浮いているのは外したパーツです)

これくらい汚れが出ると達成感がハンパないですね。

酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)とは

酸素系漂白剤は、アルカリ剤で油性の汚れを自然乳化して落とす働きがあります。さらに水に溶かしたときに出る活性酸素が汚れを分解します。なので、セスキ炭酸ソーダなどのアルカリ剤よりも洗浄力が強く、きれいに洗いあがります。
酸素系漂白剤

また、酸素系漂白剤は普段の洗濯にも使うことができます。ただし、洗濯に使う場合は洗濯洗剤に比べ洗浄力が弱いです。木綿や麻、化学繊維には向きますが、毛や絹を洗濯することはできません。

8月1日は洗濯機の日

余談ですが、8月1日は「洗濯機の日」といわれています。これは、8月1日が国土庁が制定した「水の日」であるからです。1年を通して一番水を使う量が多い月であることから、節水を呼びかけるためにこの日に制定されました。

家庭で水に一番関係するのが洗濯です。そこで、この日が「洗濯機の日」と呼ばれるようになったようです。

洗濯機の掃除って忘れてしまいそうですが、8月1日がきたら徹底して掃除をする日にしておけば、何年も掃除してませんということは避けられそうですね。

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あとがき

見た目にきれいな洗濯層も洗浄してみると汚れがたくさん出てきます。洗濯層の掃除をしたら、いつやったのか記録しておくといいですね。電気製品は定期的に手入れをすることで長く使えるので、是非お試しください。

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