「入籍」と「結婚」の違いとは!?


よくテレビのニュースやワイドショーや雑誌の一面などに芸能人が結婚すると「入籍!」と書かれたり「結婚!」と書かれたりしますよね。この「入籍」と「結婚」ですが、同じ意味で使われがちだし理解されがちですが、きちんと使い分ける必要があります。今回は「入籍」と「結婚」の違いについてお話しします。

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「入籍」と「結婚」の違い

「入籍」とは、文字通り「籍」を入れることです。すでに存在するどちらかの戸籍に新しく入ることを「入籍」と言います。一般的に婚姻届けを出して夫婦となった二人には新しい戸籍が作られる為、どちらかがもう一方の戸籍に入る事にはなりません。「入籍」の例として、具体的には以下のようなケースを言います。

  • 前の結婚相手と作った籍があり、離婚後に自分が筆頭者になっている再婚者
  • 成人後に親の戸籍から分籍した人が結婚した場合

上記2ケースのどちらか、または両方に当てはまる人が婚姻届けを出した場合は「入籍」になります。

「結婚」とは、簡単に言うと「夫婦になる」ということです。一般的には婚姻届けを出したら夫婦になると言えますが、最近は結婚の形も多様化してきています。

例えば、婚姻届けは出さないで、生活は共にする「事実婚」があります。届出の有無に関わらず、周囲に結婚を宣言し事実上夫婦として過ごしていれば、「結婚した」ということもできるのです。

婚姻届と入籍届の違い

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はじめに、婚姻届と入籍届はまったくの別物なので覚えておきましょう。簡単に説明すると、婚姻届は結婚する際に提出する書類です。入籍届は子連れで再婚する場合などに提出する書類です。

婚姻届は皆さんお分かりだと思いますが、入籍届について少し分かりにくいと思いますので例を出して説明します。入籍届を提出しなければならない代表的なケースを3つあげます。

  • 離婚後、子供を自分と同じ戸籍に入れる場合

結婚する時に女性側が名字を変えて、子供が父親側の名字を名乗っていて、離婚して子供の名字を女性側の元の名字にする場合は、入籍届を提出する必要があります。

  • 再婚後、連れ子を再婚相手の戸籍に入れる場合
  • 未婚で出産し、父親が認知後に同じ戸籍に入れる場合

このように、婚姻届と入籍届はまったく用途が違うので覚えておいてください。

入籍届を出す際に男性側が行う準備とは?

入籍届を提出する場合、再婚で男性側の戸籍に女性や子供が入ることが多いので、その際の手続きについてお話しします。

【用意するもの】
入籍届・届出人の印鑑・子供と入籍先の親それぞれの戸籍謄本

【手続きの流れ】
① 子どもの住所地の家庭裁判所にて「子の氏の変更許可」を申し立てる
② 「審判書謄本」と「入籍届」を提出する

家庭裁判所の許可が必要かどうかは、ケースによって違うので、あらかじめ確認しておきましょう。入籍届はインターネットでダウンロードできる市町村もあります。その場合は必ずA4サイズで印刷しましょう。サイズが違うと受け取ってもらえないので要注意です!

まとめ

最近のマスコミは入籍も結婚も同じ意味として使っていますよね。その影響もあって、入籍と結婚は、同じ意味で捉えられがちですが、本来は全く異なる意味を持っています。

だからといって、間違った使い方をしていても指摘する必要はないと思いますが、自分自身が使う時は正しい時に正しい言葉を選びたいなぁと思いました。

また、結婚の流れとしては「婚約 ⇒ 結納 ⇒ 結婚式 ⇒ 婚姻届提出 ⇒ 同居」という順番が一般的です。こちらも、最近では様々な夫婦の形があるので、それぞれの夫婦で順番は違うと思いますが、昔から言われている順番は上記なので、覚えておくと良いかもしれませんね。

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