更年期障害の男性、原因と予防

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なんだかやる気が出ない、イライラする、頭が痛い、疲れやすい…。もしかすると年齢ではなく、男性ホルモンの低下が原因かもしれません。

更年期障害の男性、その原因は?

更年期障害は閉経に伴う女性ホルモンの急激な減少が原因で女性に起こることはよく知られていますね。類似した症状が、実は男性にも起こることはご存知でしたでしょうか。加齢によって男性ホルモンが減るために起こるもので、LOH症候群(加齢男性精線機能低下症候群)と呼ばれています。

男性ホルモンは、男らしさや活力の源であり、男性である証です。その男性ホルモンの中でも最も作用が強く、“モテ”ホルモンとも言われるのがテストステロンです。性機能だけでなく、体内でさまざまに働き、男性の心身を守っているのです。

LOH症候群は、この大切なホルモンが減ってしまう病気です。一般に加齢とともに減ってしまうものではありますが、個人差も大きいと言われています。

更年期障害の男性とテストステロン

女性の場合、更年期障害は閉経前後の5年~10年位と言われています。ただし女性の場合は命にかかわるようなことは少ないですが、男性の場合はそうもいきません。放っておくとテストステロンが減るばかりで不快な症状が続いてしまいます。

男性ホルモン、テストステロンと言っても関係するのは下半身だけではありません。テストステロンが低下することによって、内臓脂肪やコレステロールが増えたり、糖尿病、脳血管障害、心筋梗塞などのリスクが高まってしまいますし、骨租しょう症や認知機能の低下、うつの原因になることもあります。

ストレスや食生活の内容がテストステロンをさらに減らすこともあります。まずは生活習慣から見直して、いつまでも男らしくいられるよう対策に取り組んでみましょう。

更年期障害の男性、予防方法

●男性ホルモンを守る生活習慣

①十分な睡眠
睡眠不足は、テストステロンの低下につながります。自分なりのリラックス法を見つけて、ぐっすり眠れる環境を整えましょう。寝酒や就寝前の喫煙は睡眠の質を低下させるので避けましょう。

②適度な運動
テストステロンは筋肉を関係が深いホルモンです。ウォーキングなどの有酸素運動や、スクワットなど筋トレで筋肉に刺激を与えてあげましょう。

③亜鉛やアリシンの摂取
牡蠣や豚肉に多い亜鉛、玉ねぎやにんにくに含まれるアリシンはテストステロンを増やす栄養素です。これらを軸にバランスの良い食事を心がけましょう。

④アルコールは控える
飲酒後はテストステロンが減るという試験結果もあります。飲酒はほどほどに、ちょっと飲みたいときはノンアルコールにするなどの工夫をしましょう。

⑤生きがいをもつ
過度なストレスはテストステロンを減らしてしまいます。生活に張り合いを持たせる趣味などを見つけて、毎日を前向きに過ごしましょう。

まとめ

男性の更年期はいのちに関わることもあります。「もう歳だから…」と諦めてしまう前に生活習慣の見直しや身体の不調を感じたら億劫がらずに医療機関で相談するなど体調管理に気をつけましょう。

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