ぬいぐるみは小さいこどもが遊ぶものと思われがちですが、大人にとっても癒しをもたらす効果があることがわかってきました。手入れ方法についても書いています。
ぬいぐるみの癒し効果
誰でもこどものころ、お気に入りのぬいぐるみがあったのではないでしょうか。どこへ行くにも一緒で友達のようであり、家族のようであり、寝る時も必ず一緒に過ごしていたぬいぐるみ。なぜ、あんなにもいつも一緒に行動していたのでしょうか。
人間は「触れる」ことで不安解消したり、精神状態を落ち着かせることができるそうです。小さいお子さんで、いつも同じタオルを持っている、同じ布団でないと寝られないなど、ぬいぐるみに限らず何かしらの「お気に入り」があることがあります。
しかし、これはこどもの場合だけでなく、大人も同じように何かを触れることで安心するのです。特に両腕で抱きしめることができるぬいぐるみには癒しの効果があり「ぬいぐるみ療法(テラピー)」とも呼ばれています。ぬいぐるみに寂しさや不安を投影して抱きしめることで、自分自身の心を抱きしめることになりセルフヒーリング効果が期待できます。
スケート選手の羽生結弦さんがスケート大会のときに大事そうにくまのぷーさんを抱えていますが、くまのぷーさんを抱えることで常に落ち着いてベストなパフォーマンスができるのではないかと専門家は語っています。そう考えるとぬいぐるみは、こどものだけのものではなく、大人にとっても必要なアイテムとも言えるでしょう。
ぬいぐるみの手入れ方法
ぬいぐるみと毎日一緒に過ごしていると汚れが気になってきます。洗えるものと洗えないものがあるので、よくチェックしてから手入れをします。
《洗えるもの》
中身のやわらかいものは洗うことができます。中性洗剤でぬらしたタオルで押さえて色落ちテストをします。色が落ちなければ洗濯用の洗剤で押し洗いをします。よくすすいでバスタオルで水分をふき取り風通しのよいところで乾かします。毛の長いものは完全に乾く前にブラシをかけておくとキレイに仕上がります。
《洗えないもの》
中に機械が入っているものや、洗えない素材のものは中性洗剤でぬらしたタオルで汚れをふき取り、仕上げに水でぬらしたタオルを硬くしぼって洗剤をふき取ります。
あるいは袋にぬいぐるみを入れて重曹をふりかけ、まんべんなくいきわたるように袋を軽くもみ、袋の口を硬く結んでおきます。日光に当たるところに一日置いておきます。重曹を叩いて落とし、その後掃除機で重曹を吸い取ります。
まとめ
誰にでも思い出に残っているぬいぐるみがあるのではないでしょうか。ぬいぐるみは大人になっても疲れた心を癒してくれる素敵なアイテムです。難しいことは考えずに部屋にお気に入りのぬいぐるみを置いてみてください。あなたの心を癒してくれるに違いありません。