インテリアとしても人気の高い観葉植物。部屋に置きたいけどすぐに枯らしてしまう…。という方のための枯れにくい観葉植物を紹介します。
オリヅルラン
日陰や寒さにも強く育てやすい観葉植物です。一部の品種をのぞいて冬の耐寒温度は0度以上なので霜に当てなければ外でも大丈夫です。生育期は外で日光に当てたほうがよく育ちます。室内に置く場合はガラス越しで直射日光の当たる窓辺に置きます。
水やりは土の表面が乾いてきたらたっぷり与えます。土が湿っているうちに水を与えると根腐れの原因になるので注意します。挿し木が簡単でどんどん増やせます。水栽培でも育てられるので1つ鉢植えがあれば室内のあちこちに飾ることができます。
子株に根がはえてきたら他の鉢に植え替えると増やせます。この子株を水栽培にしてもきれいです。たくさん子株が出てきたら吊るして飾ってもかわいいです。
サボテン
簡単に育てられそうなサボテンですが思うように育たなくて枯らせてしまった方も多いかと思います。水のやりすぎで腐らせたり、水が足らなくて枯らせてしまったり、水加減が難しい植物です。
ですが育て方のコツを覚えれば長く楽しめることができます。室内で育てるときは一日に3~4時間日光に当ててください。最低温度が10度以下になる場合は日の当たる窓際に置きます。
水やりは土がぬれているときは与えず、土の表面が乾いたら鉢の下から流れるくらいたっぷり与えます。鉢の下に受け皿を使用している場合は根腐れをふせぐため皿の中にたまった水は必ず捨てます。
ワイヤープランツ
茎が針金のように見えることから「ワイヤープランツ」の名前がつきました。寄せ植えにも人気があります。選ぶときは葉と葉の間隔がせまく、引き締まった感じの株を選びます。寒さに強く夏から秋にかけて小さな花が咲くことがあります。葉が落ちてしまっても根が腐っていなければ再び葉を付けるので茎を切っておきます。
寒暖の差が激しいと葉が落ちやすくなるので温度差の少ない日当たりのよいところに置きます。葉が乾燥に弱いので霧吹きで水をかけるといいでしょう。乾燥するとハダニがつきやすいので葉の裏側にも水をかけます。
エアープランツ
最近は100円均一でも見かけるようになったエアープランツ。水をあげなくても枯れないというイメージがありますが、植物ですので水は必要です。ただ、普通の植物とは水のあげ方が違います。「ソーキング」といって全体を水中に浸します。これを3週間に1回、4~8時間程度行います。私はこれを知らずに何度も枯らしてしまいました。
夏は風通しを良くして霧吹きで株全体を湿らせる程度に水をあげます。株元に水がたまりすぎると蒸れて腐ってしまうので注意します。もともと枯れているように見えるため、生きてるのか枯れているのかわからない感じがありますが枯れると葉が丸まってきてカリカリになります。
まとめ
部屋の中に植物があるとリラックス効果も高いようです。日々成長するので見ているだけでも楽しいものです。室内がなんとなく寂しいかなと感じたら、お気に入りの観葉植物を育ててみるのもいいかもしれません。