職場での忘年会で幹事を頼まれたら、まず何から準備すればよいでしょうか。初めて幹事をする人が困らないためのノウハウをまとめました。
忘年会の準備
忘年会の幹事を頼まれたけど、何からしたら良いか分からない。初めて頼まれたら、なおさら困ることでしょう。そんな時に参考にしてください。
①会場を決める
だいたいの参加者人数を把握して会場選びをします。普段利用している店や周りの人におすすめの店を聞いてみましょう。2~3店舗候補を決め、料理や料金を調べます。個室の有無や喫煙禁煙などの確認もします。職場や駅から近い便利な場所を選びます。
②会費を決める
会場や料理が決まったら会費を決めます。皆が参加しやすい金額に設定することが大切です。
③予約する
50人以上になる場合は2ヶ月前位に予約を入れておいた方がいいです。人数が少ない場合でも1ヶ月前位には予約を入れます。
④出欠席の確認をする
参加者に出欠席の確認をします。案内チラシを作成して、日時、場所、会費、申し込み締切日、幹事連絡先などを書きます。全員にメール配信できる職場ならメールでも良いでしょう。
⑤参加者リストを作成する
出席者のリストを作成しておくと会費徴収がスムーズにできます。
⑥司会者を決める
司会進行をする幹事さんは男女ペアが理想です。慣れない司会を一人でやるよりは二人でやるほうが何かと心強いし、場も和みます。予め進行内容を決めておきましょう。
⑦席次表を作成する
席次表を作成しておくと着席がスムーズです。各席にネームカードを作って置いておくとわかりやすいです。
忘年会を成功させるコツ
- 余興、ゲームなどをする
何か一つ余興やゲームなどをするといいでしょう。景品を用意しておくと盛り上がります。お酒の席だからと言ってセクハラまがいのことをしないように気をつけましょう。
- 幹事さんが酔いつぶれないこと
ついついお酒を飲みすぎて会計がわからなくなってしまったら大変です。アルコールを飲む場合は酔いにくいお酒を選ぶ、途中ソフトドリンクで休憩するなど工夫をしましょう。
- デザート
最後にデザートが出ると女性に喜ばれます。男性もお酒を飲まない人は甘い物を好む人が多いです。
忘年会の起源
忘年会とは「その年の苦労を忘れるために年末に催す宴会」だそうです。起源は、鎌倉時代にまでさかのぼります。当時は現代とは異なり、優雅に連歌(和歌などをつなげて詠うもの)などを詠って「年忘れ」をしていました。江戸時代になり、庶民が「一年の労をねぎらい、杯を酌み交わす」といった、現在に近い形の忘年会になったようです。
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まとめ
忘年会の幹事を頼まれたら大変ですが、参加者に喜んでもらえるよう工夫してみましょう。「忘年会」の文字通り、その年の苦労を忘れ、新しい年を迎えられるように自分自身も楽しめる宴会にするといいかもしれませんね。