デジカメのピントを合わせるコツがわかる!

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スマホの撮影も簡単でいいけれど、デジカメでもう少しこだわって撮影したいときに、思うようにいかないピント合わせ。覚えておけば微調整に役立ちます。

デジカメのぶれの原因

ぶれの原因として「手ぶれ」と「被写体のぶれ」のふたつが考えられます。子供や動物などは被写体が動くので、ぶれを起こしやすくなります。

  • 手ぶれ

カメラのシャッターを切っている間にカメラを動かしてしまうと、ぶれた写真になってしまいます。カメラをしっかり固定するようにして撮影しましょう。

壁やテーブルなどで手元が動かないように固定します。手ぶれの一番の原因はシャッターを切っているときにカメラが動いてしまうことです。

  • 被写体のぶれが原因の場合

カメラをしっかり固定したのに、それでもぶれが起こる原因は被写体自体が動いてしまうことです。これはシャッター速度を速くすることで解決できます。

  • 手ぶれを防ぐシャッタースピード

手ぶれの目安=「1/ 焦点距離」秒です。焦点距離というのは、レンズからイメージセンサー(光をデジタルに変換する部分)までの距離です。

デジカメの焦点距離が200mmなら、シャッタースピードを1/200秒以上にすることでぶれを防げます。

デジカメのピントを合わせるコツ

  • フォーカスモード

機種によって名称が変わりますが、意味は同じです。撮影したいものによってフォーカスモードを変更します。

【静モード】
ONE SHOT(CANON)
AF-S(NIKON、SONY、Panasonic)
S-AF(OLYNPUS)小物など、動いていない被写体を摂るときにシャッターボタンを半押しするとピントが合います。
【動モード】
AI SERVO (CANON)
AF-C(NIKON、SONY、Panasonic)
C-AF(OLYNPUS)動いている被写体を撮影するときにシャッターボタンを半押ししている間、ピントを合わせ続けてくれます。
【静&動モード】
AI FOCUS(CANON)
AF-A(NIKON、SONY)
AFF(Panasonic)カメラが自動的に「静モード」と「動モード」を選択してくれます。もしかしたら動くかも、という被写体の撮影に向いています。
【自分でピントを合わせる】
通常のオートフォーカス⇒AF
自分でピントを合わせることができるマニュアルフォーカス⇒MF

 

  • マニュアル撮影モードのポイント

この3つを組み合わせることにより、写真の明るさが決まります。
設定の順番は①②③です。

マニュアル撮影モードのポイント

①シャッタースピード
②F値(絞り値)
③ISO

※ISOとは
ISO感度とはデジタルカメラが光をとらえる能力を表す値のことです。ISO感度をISO100からISO200に上げると、同じF値(絞り値)だと2倍速いシャッタースピードで撮影することができます。

暗い室内などではシャッタースピードが遅くなり、手ぶれや被写体のぶれが発生してしまうことがあります。ですがISO感度を上げることで、シャッタースピードが速くなりぶれを抑えることができます。

←明るくなる      暗くなる→
シャッタースピード ~1/4…1/30 …1/125…1/1000~
F値 ~F2.8…F4.0…F8…F11~
ISO ~1600…1000…800…400…100~

 

  • シャッタースピードのあげすぎに注意

室内の撮影をする場合は、シャッタースピードを上げすぎると暗くなってしまいます。その場合はF値を小さくするか、ISOを大きくしてください。

まとめ

デジカメのピントを合わせるには、まず手ぶれに気をつけます。次に被写体が動いてしまう場合はカメラのシャッタースピードを速くします。そして、F値やISOの数値を変更することで明るさなども調整できます。

細かい数値を覚えるのは大変なので、明るくなるか暗くなるかのだいたいの数値、例えば数値が大きいか、小さいかぐらいだけでも覚えておけばグッと撮影しやすくなります。

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