古くなったり、飽きてしまったりして使わなくなった香水はどのようにすればよいでしょうか?なんとなく捨てられずに持っているものがあれば、再利用してみましょう。運が良ければ売れるかもしれません。
香水の使用期限
香水は保存状態にもよりますが、未開封であれば3~4年は問題ありません。開封後は1年以内に使用するのが好ましいとされています。
香水は通常エタノールに香料を混ぜて作るので簡単には腐敗しません。エタノールの殺菌効果が高いからなんです。
では、どの状態であれば大丈夫か判断するかというと、ニオイと見た目です。ニオイや見た目に問題がなければ使用しても、ほぼ問題ありません。
しかし、酸化の影響は受けます。ローズオイルやホホバオイルは酸化しにくいですが、柑橘系のオイルは酸化しやすいので注意が必要です。
また、ヴァポリザター(噴射式の瓶)ではなく、いわゆる香水瓶に入ったタイプのものは、使用時に雑菌が入ることもあるので、こちらも気を付けてください。
コロンなどは水分量が多いので劣化が早いです。
安い香水はダメになってしまっても、ディオール、シャネルなどは、劣化するとかえって、やわらいかい良い香りになることもあります。
とは言え、頂きもので好みが合わない、古いので使いたくない、飽きてしまったなど、使いたくはないけど捨てられない香水にはどんな再利用方法があるのか考えてみましょう。
香水の再利用方法
トイレの芳香剤
スプレー式の容器に香水を水で薄めてスプレーします。あるいはビンの蓋を開けてトイレの隅に置いておきます。(倒れないところに置きます。または、トレーなどの上に置いて倒れた場合の対策をしておきます。)
トイレットペーパー
香水をトイレレットペーパーに直接振りかける方法もありますが、抵抗がある人は芯の部分にふりかけておきます。使うたびによい香りがします。
掃除機
掃除機の紙パックに振りかけておくと、掃除機の排出口からよい香りがします。香りがしなくなったら再度付けておきます。
拭き掃除
香水にはアルコールが含まれているので拭き掃除に向いています。コットンや布の2~3滴含ませ、スイッチや電話機の汚れを落とします。(色落ちに注意してください。)
洗濯
すすぎの時に少量入れます。洗濯物を干しているとき、着ているときによい香りがします。
加湿器
アロマ式加湿器であれば、アロマの代わりに少量入れます。
造花、ドライフラワー
造花やドライフラワーにふりかけておくと、違う雰囲気で楽しめます。
我が家では、10年前に買ってきた香水を造花に吹き付けてトイレに飾っています。この使い方が一番おすすめかもしれません。
タンス、クローゼット
不要になったハンカチなどに振りかけて、タンスやクローゼットの隅に入れておきます。
使わない香水を水で薄めてみる
香りがきついからと使わないでいた香水も水で薄めると、意外とよい香りだったりします。残っている香水で色々試してみてください。
久しぶりに使うときは、スプレーの途中にあるチューブの中の香水の劣化している場合があるので、少しティッシュに吹き付け、こちらは捨ててから中の香水を使ってください。
不要な香水を売る
使わない香水が何本もたまっていませんか。処分するのも面倒だし、もったいない気もするのであれば買取査定してみませんか。自分には価値がないものであっても、意外に売れたりするものです。
捨ててしまう前に一度いくらになるか相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ
しまったまま忘れていた香水も、このようにすれば役に立つアイテムに復活できますね。いらない香水があれば、一度試してみてください。